【小学3年生~中学3年生向け】基礎体力底上げトレーニング教室 [浜松市]
【小学3年生~中学3年生】
基礎体力底上げトレーニング教室 [浜松市]

世界デビューを果たしました

アジリティ研究成果が論文になって雑誌に掲載

パフォーマンスアップチーム リザルト
代表コーチのないとうコーチです。

本日はご報告です。以前より、早稲田大学さんと共同研究をさせていただいております。
その研究成果が論文となり、世界に進出しました!気になる方は下記URLよりリンクへリンクへとんで見てください。

Journal of Physical Education and Sportsという国際ジャーナルです。
https://www.efsupit.ro/

どんな研究なのか?

素早く反応して動く能力って育成年代で競技差(先発選手と非先発選手)に関係するの?と言ったものです。

*リアクティブシャトルテストを初め様々なアジリティテストとジャンプテストを88人の参加者(非先発メンバー:68人、先発メンバー:20人)に行ってもらいました。全体で、82人のフィールドプレーヤーが参加の意思を表明し、その内訳はミッドフィールダー29人、ディフェンダー32人、フォワード21人でした。さらに、参加選手が非先発メンバーまたは先発メンバーであるかを判断するために、各チームのコーチにインタビューを行いました(非先発メンバー63人、先発メンバー19人)。

その結果、反応のあるアジリティテストが反応のないアジリティテストに比べて競技レベルを区別する上でより効果的である可能性を示しました。

これは、かなり興味深いですよね。
実際に私が自分の教室以外のところへ指導に行くと動き出すまでの動きが遅い子が多い印象です。

“リアクティブシャトルテストが競技レベルを区別する上でより効果的である可能性を示しています。リアクティブシャトルテストでより高いES(=効果量)が得られた理由は完全には明らかではありません。しかし、このテストは視覚刺激に応答して最適な動作姿勢を迅速に確立する能力を評価している可能性があります。

本研究では、リアクティブシャトルテスト中の反応時間に非先発メンバーと先発メンバーのグループ間で有意な差は観察されませんでした。さらに、プロアジリティテストは直線スプリント時間(5ヤード時間、rs = 0.365; 10ヤード時間、rs = 0.342)と有意な中程度の相関を示しましたが、リアクティブシャトルテスト時間との有意な相関は観察されませんでした。これらの結果は、迅速な反応と視覚刺激に応答した後の高速走行能力が不可欠であることを示しています。”

反応そのものも大切かもしれないが反応してからの最適な動作姿勢を迅速に確立する能力」がサッカーには重要と考えられる。これがわかることで、選手やお子さんへの声かけ方法や取り組みでやるべきことが絞れますよね。


*リアクティブシャトルテストとは?
3本のラインが5ヤード間隔でマークされ、参加者は中央のラインに足を広げて立った状態から開始しました。視覚刺激用の2つのライトが参加者の前に配置されました。点灯したライトが表示されると、参加者はその方向に体を向け、その方向にスプリントし、外側のラインを踏み、反対方向に体を向け、もう一方の外側のラインを踏み、その後、中央のラインに素早く戻りました(Stojanovićら、2019)。時間は、フォトセルタイミングシステム(Dashr、Dashr Motion Performance Systems、NE、USA)を使用して測定されました。

反応時間は、視覚刺激が表示された瞬間から体が赤外線センサーを離れる瞬間まで記録されました。ただし、合計時間は、視覚刺激の表示から参加者がフィニッシュラインに到達するまで測定されました。各参加者は2回の試行を行い、より良い時間が代表値として選択されました。

リザルトの今後の取り組み

アジリティについての研究はこれからも早稲田大学さんと共同研究を続けていく予定です。
育成年代というそれぞれ限りある時間の中で、結果を出さなければならない状況。技術だけでなく、身体能力が必要なのは間違えないです。ただ、それは主観的には分かり辛いです。リザルトでは、アジリティという能力を数値化する出張測定を実施しています。あなたのチームへ伺い練習やトレーニングの効率化をお手伝いします。

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そんなスポーツのお悩みをアジリティで解決いたします。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

引用文献

Does reactive shuttle test differentiate performance levels
in youth soccer players?
ITO HIRONAGA1*, HIRAYAMA KUNIAKI2
, NAITO YUTO3
, AKAMA TAKAO4
1Waseda Institute for Sport Sciences, Waseda University, Saitama, JAPAN
2,4Faculty of Sport Sciences, Waseda University, Saitama, JAPAN
3
Performance Up Team Result, Shizuoka, JAPAN

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