【小学3年生~中学3年生向け】基礎体力底上げトレーニング教室 [浜松市]
【小学3年生~中学3年生】
基礎体力底上げトレーニング教室 [浜松市]

アジリティとコーディネーション能力

アジリティを伸ばすためにコーディネーション能力は必要?
最近では、リズムトレーニングやライフキネティックなど様々なコーディネーショントレーニングがあります。保護者の方から頂いた質問でアジリティを伸ばすためにリズム系のトレーニングをした方が良いですか?といただきました。
こちらの質問に対するコーチの回答をブログにしたいと思います。

コーディネーション能力とは?

まずは、コーディネーション能力がどんな能力なのかを確認しましょう。
一言で表すと運動神経の事を指していることが多いです。

スポーツ選手であれば、運動神経が良いにこしたことはありません。 ここでいう運動神経とは、目や耳など感覚器から入ってきた情報を脳が上手に処理して、からだの各部に的確な指令をだす神経回路のことです。近年、この運動神経を「コーディネーション能力」と呼ぶことが多くなってきました。

「コーディネーション」とは、 1970年代に旧東ドイツのスポーツ運動学者が考え出した理論で、コーディネーション能力を7つの能力に分けてとらえています(表1)。 その7つの能力とは、「リズム能力」「バランス能力」「変換能力」「反応能力」「連結能力」「定位能力」「識別能力」で、スポーツを行っている時は、これらの能力が複雑に組み合わさっているのです。
引用元:https://www.meiji.co.jp/sports/savas/savasjunior/training/reflexes.html

スポーツとの関係は?

あるんじゃないか… という感じです。

「曖昧な答え…」と思った方が多いと思います。実際そんな感じです。
というのも、コーディネーション能力は評価する事が難しいです。
7つの能力でそれぞれ評価するために確立された測定がないです。

例えば、パワーを測定したいとなった時には垂直跳びがパワーの評価方法として現在よく使用されています。
瞬発力を評価すること、方向転換能力を評価することも様々な先行研究から可能となっています。

ですが、コーディネーション能力は評価するテストや方法がないのが現状のため、先日論文になったような競技力とコーディネーション能力の関係を研究したものをコーチ自身読んだことがないです。

評価が難しい(数値化できない)から関係がわからないという形です。

そのため…「コーディネーション能力は大切だとは思うし、あったら良いと思うけど、明確にこれができるとコーディネーション能力が高いというものはない」が現状です。

なんか幽霊みたいな存在ですね。

コーディネーショントレーニングをやるとアジリティは伸びる?

わからない。
伸びるかもしれないし、伸びないかもしれない。

リズムに合わせて跳ぶことで下半身の筋力が向上する可能性がある
物が落ちた方向に走り出すことで、走り出しの練習になり速く走れる可能性がある

かもしれません。


*スキャモンの発育曲線から…
コーディネーショントレーニングをする事で神経系の能力が刺激されるから速く走れたり動き出しがよくなるからやる価値がある!

確かにそうかもしれないですが、ジャンプトレーニングでも神経系の能力の向上は期待されます。
また、今回の研究結果から反応自体よりも**反応してからの最適な姿勢がアジリティに関係している可能性があると出ました。そうすると、もしかしたら反応時間よりも最適な走り出し姿勢を作る練習をした方が良いかもしれません。
早稲田大学と共同研究を行ったリザルトの研究結果:https://put-result.com/info/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%83%87%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%92%e6%9e%9c%e3%81%9f%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/


*スキャモンの発育曲線の詳しくは下記URLの記事をご参考にしてください。
スキャモンの発育曲線について外部リンク:https://sgs.liranet.jp/sgs-blog/4214

**Does reactive shuttle test differentiate performance levels in youth soccer players?
ITO HIRONAGA1*, HIRAYAMA KUNIAKI2, NAITO YUTO3, AKAMA TAKAO4
1Waseda Institute for Sport Sciences, Waseda University, Saitama, JAPAN
2,4Faculty of Sport Sciences, Waseda University, Saitama, JAPAN
3Performance Up Team Result, Shizuoka, JAPAN

まとめ

幽霊みたいな感じ…ないとは言えないが、あるとも言えない。
実際まだわかってないことが多いのでそんな感じです。コーチ自身としては、目で見える結果があった方が頑張れるし振り返りができるので、アジリティ能力を伸ばすトレーニングは筋トレやジャンプトレーニング、アジリティスキルトレーニングをするのが良いのではないかなー?と思っています。

研究員の方とお話しをしていて「コーディネーション能力って幽霊みたいな感じ」という話になり書いたブログです。
コーチの中では、一番腑に落ちた言葉でした。確かに必要な能力ではあるけど証明できない。コーディネーショントレーニングをすることでその動きの練習をしてるとも捉えられる。難しい。コーチのトレーニングの定義としては、同じ動きでも強度が上げられる動きがトレーニングなのかなー…と思いました。断言はできませんが

現在、滋賀県に来ています。
学会に参加するためです。どんな方とお会いできるのか?どんなお話が聞けるのか?とても楽しみです。
得られた情報は教室に還元していくぞ!!


オススメの記事

アジリティトレーニングで子供の運動能力を向上させよう!:https://put-result.com/blog/20250317/

キーワード:

サッカー, アジリティ, 敏捷性, トレーニング, 練習, ドリブル, ディフェンス, パス, シュート, 小学生, 向上, 重要性,コーディネーション能力

SNSでフォローする