そんな悩みを抱えるサッカー少年・少女、実はとても多いんです。
試合中、「あと一歩早ければ」「パスに反応できていれば」という場面、ありますよね。
実はその“一歩の差”を生むのが、「アジリティ(Agility)」です。
「アジリティ=俊敏性」と訳されますが、単に走るスピードのことではありません。
見る → 判断する → 動く
という一連の動作を素早く、正確に行う能力。
つまり「相手の動きを見て反応する」「ボールの動きに瞬時に対応する」力のことです。
サッカーの試合中、この“認知・判断・動作”の連携こそが勝敗を分けます。
早稲田大学の伊藤大永・内藤雄斗らの研究(2025)では、
高校女子サッカーチームの1軍・2軍28名を比較しました。
結果は驚くべきものでした。
つまり、女子選手でも「足の速さ」よりも「反応力+方向転換能力」が競技力のカギを握ることが明らかになったのです。
📖 参考文献:伊藤宏長・内藤雄斗(2025)
ユース女子サッカー選手における敏捷性、方向転換能力、競技レベルの関係
Football Science, Vol.22.
さらに、伊藤大永・平山邦明・内藤雄斗ら(2023)は、
小学生〜高校生の男子サッカー選手83名を対象に調査しました。
結果として――
つまり、成長期に応じてトレーニングの重点を変えることが必要だと分かりました。
📖 参考文献:Ito, H., Hirayama, K., & Naito, Y. (2023).
Investigation of Factors Contributing to Agility in Prepubertal Soccer Players.
家庭でも取り入れやすく、効果的なトレーニングのひとつが
ハードルを使ったラテラルタックホップです。
伊藤らの男子研究でも、**Pre-PHV(小4〜小6頃)**が最も神経発達に効果的とされています。
この時期にアジリティを鍛えると、その後のスプリントや判断スピードにも良い影響を与える可能性があります。
女子も同様に、反応動作を伴う練習を成長期から習慣化することで、
“見る・考える・動く”が自然とできる選手に育ちます。
浜松市の【パフォーマンスアップチーム リザルト】では、
成長期の測定データ(PHV推定)をもとに、お子様に最適なトレーニングを設計しています。
📍 会場:浜松市旧北小学校体育館
🎯 対象:小学3年生〜中学生
💡 内容:ジャンプ/アジリティ/スプリント/反応スピード
👉 無料体験はこちらから
アジリティとは「技術×判断×身体操作」の総合能力。
男女問わず、成長期の今こそ鍛えることで、未来の競技力が大きく変わります。
お子さんの「あと一歩」を変えるために、
科学的トレーニングでアジリティを育てていきましょう!
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