【小学3年生~中学3年生向け】基礎体力底上げトレーニング教室 [浜松市中央区山下町143]
【小学3年生~中学3年生】
基礎体力底上げトレーニング教室 [浜松市]

サッカー選手に必要なのは“足の速さ”じゃない?男女で共通する「アジリティ」の科学【浜松市】


🧩 「走るのは速いのに、試合になると置いていかれる…」

そんな悩みを抱えるサッカー少年・少女、実はとても多いんです。

試合中、「あと一歩早ければ」「パスに反応できていれば」という場面、ありますよね。
実はその“一歩の差”を生むのが、「アジリティ(Agility)」です。


⚽ アジリティとは? ただの“速さ”ではない!

「アジリティ=俊敏性」と訳されますが、単に走るスピードのことではありません。

見る → 判断する → 動く
という一連の動作を素早く、正確に行う能力。

つまり「相手の動きを見て反応する」「ボールの動きに瞬時に対応する」力のことです。
サッカーの試合中、この“認知・判断・動作”の連携こそが勝敗を分けます。


🔬 女子サッカー選手の研究が示す「アジリティ=競技力の差」

早稲田大学の伊藤大永・内藤雄斗らの研究(2025)では、
高校女子サッカーチームの1軍・2軍28名を比較しました。

結果は驚くべきものでした。

  • 1軍選手は「リアクティブシャトルテスト(反応型アジリティ)」と
     「プロアジリティテスト(決定型方向転換)」の両方で有意に高い成績を記録。
  • 筋力やジャンプ力とは相関が低く、“認知→判断→動作”の速さが勝敗に直結していました。

つまり、女子選手でも「足の速さ」よりも「反応力+方向転換能力」が競技力のカギを握ることが明らかになったのです。

📖 参考文献:伊藤宏長・内藤雄斗(2025)
ユース女子サッカー選手における敏捷性、方向転換能力、競技レベルの関係
Football Science, Vol.22.


🧠 男子サッカーでも同じ傾向が!

さらに、伊藤大永・平山邦明・内藤雄斗ら(2023)は、
小学生〜高校生の男子サッカー選手83名を対象に調査しました。

結果として――

  • 成長段階(PHV前・中・後)によって、アジリティを決定づける要因が異なる
  • 成長初期(Pre-PHV期)は「神経系の反応スピード」
  • 成長後(Post-PHV期)は「筋力・スプリント能力」が影響

つまり、成長期に応じてトレーニングの重点を変えることが必要だと分かりました。

📖 参考文献:Ito, H., Hirayama, K., & Naito, Y. (2023).
Investigation of Factors Contributing to Agility in Prepubertal Soccer Players.


🏃‍♂️ 実践!試合で差をつける「ハードルラテラルタックホップ」

家庭でも取り入れやすく、効果的なトレーニングのひとつが
ハードルを使ったラテラルタックホップです。

✅ 方法:

  1. 20〜30cmほどのハードルを1~2本並べる
  2. 全身を利用し跳んだ際に膝を上げ、脛とつま先が前を向くようにする
  3. ダイナミックかつ足の付く時間を短く高く跳ぶことを意識しながら6~10回 3セット

🎯 効果:

  • 瞬時の方向転換スピードUP
  • 全身の連動性と反応スピードを強化
  • 試合中の“ワンテンポ速い動き”を身につける

🎥トレーニング動画:


🌱 成長期こそアジリティを鍛えるチャンス

伊藤らの男子研究でも、**Pre-PHV(小4〜小6頃)**が最も神経発達に効果的とされています。
この時期にアジリティを鍛えると、その後のスプリントや判断スピードにも良い影響を与える可能性があります。

女子も同様に、反応動作を伴う練習を成長期から習慣化することで、
“見る・考える・動く”が自然とできる選手に育ちます。


🏫 浜松「リザルト」では科学的トレーニングを実践!

浜松市の【パフォーマンスアップチーム リザルト】では、
成長期の測定データ(PHV推定)をもとに、お子様に最適なトレーニングを設計しています。

  • 🔸 発育段階に応じたアジリティトレーニング
  • 🔸 リアクティブシャトルテストによる評価
  • 🔸 筋力・神経・体力を総合的に伸ばす指導
  • 🔸 少人数制で丁寧なサポート

📍 会場:浜松市旧北小学校体育館
🎯 対象:小学3年生〜中学生
💡 内容:ジャンプ/アジリティ/スプリント/反応スピード
👉 無料体験はこちらから


✨ まとめ|“足の速さ”ではなく、“動き出しの速さ”が勝負を決める!

アジリティとは「技術×判断×身体操作」の総合能力。
男女問わず、成長期の今こそ鍛えることで、未来の競技力が大きく変わります。

お子さんの「あと一歩」を変えるために、
科学的トレーニングでアジリティを育てていきましょう!

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