はじめまして!ないとうコーチです!
パフォーマンスアップチームリザルトは…
『将来のトップアスリートを育成する』
を目標に、浜松市を中心に子どもの基礎体力
( アジリティ / 筋力 / 瞬発力 / ジャンプ力 / 体幹 / 足を速く )を向上させる活動を行っています!
ご依頼に応じて、出張トレーニングなども行っております!
ブログをご覧いただきありがとうございます!
前回は ” アジリティってなに? ” について書きました。今回はアジリティが高い選手は本当に得をするのか?をご紹介して行きます。
実際にトレーニングしてもアジリティが高いからって試合に関係しなかったら意味がないですから…
全国レベルの大学・高校生を対象に行われた面白い研究があります。研究の内容としては、71名(大学生38名・高校生33名)を対象に競技水準の違いに基づくスプリント及びアジリティ、跳躍能力の差異を明らかにする研究です。
ざっくりというと、レギュラーと非レギュラーの選手間で体力的にどんな差があるのかを調べた研究です。
測定内容としては、形態・身体組成、走能力、跳躍能力の測定を実施した。
切り返し走(プロアジリティテスト)および片脚での跳躍能力テストで競技水準に関連した差が認められた。
10m走において、競技水準の差は認められなかったが、切り返し走(プロアジリティテスト)においては、大学・高校生共に競技水準に関連する差が認められた。
跳躍能力テストでも競技水準に関連した差が認められた。
直線走では、レギュラー非レギュラーに差がなかった。であれば、差があった切り返し走や跳躍能力を向上させていく事ができるとよりサッカーでは活躍の可能性が広がるのではないでしょうか?
練習するだけが競技力向上の道ではないと考えています。スポーツをする上で体力は切っても切れない存在です。
今回アジリティが高いことでどんな事が起こるのか、実際に高い人と平凡な人との差がお伝えできたかと思います。
これを見て、何かアクションするのか?それともそのままか…アジリティだけでなく差はどんどん伸縮していくと思います。
参考・引用文献
高校および大学男子サッカー選手におけるアジリティ能力および跳躍能力の競技水準別の比較(青木ら)