はじめまして!ないとうコーチです!
パフォーマンスアップチームリザルトは…
『将来のトップアスリートを育成する』
を目標に、浜松市を中心に子どもの基礎体力
( アジリティ / 筋力 / 瞬発力 / ジャンプ力 / 体幹 / 足を速く )を向上させる活動を行っています!
ご依頼に応じて、出張トレーニングなども行っております!
ブログをご覧いただきありがとうございます!
アジリティとは…刺激に対して、素早く方向・速度の転換を行う能力(Sheppard and young,2006)などと定義されています。ただ、”単純に速い”だけではなかったですね!
今回もこの図が特に重要です。
現在では、アジリティを評価する上で欠かせません。
最初にご紹介した通りアジリティとは…
刺激に対して、素早く方向・速度の転換を行う能力などと定義されています。
ただ単純に、速く走れる、とにかく素早く移動できる。これだけではアジリティが高いとは言えないかもしれません。
「反応し判断して行動する」この能力も重要となります。そのためアジリティ向上には…
「知覚および意思決定の要素」
「方向転換のスピード」
の2つの能力が向上することが、アジリティを伸ばす可能性に関わります!
前回は外部刺激に対して反応して処理、体を動かす部分をご紹介いたしました。今回は実際に身体を速く動かすために必要なポイントについてご紹介いたします。
動きにテクニック?と感じる方もいるかもしれませんが、複雑な動作であれば動きのテクニック(技術)も必要です!
速く動くためには、正確に足を思った位置におく事が重要です。
サッカーやバスケットボールなどライン際の攻防などが点に大きく影響を及ぼします。その際に足のつく位置がゴールに対して相手より近いのか?遠いのか?によって点を取れる可能性や取られる可能性があります。
細かいですが、足のつく位置によって差が大きく生まれます。
速く走り出すのはもちろんですが、アジリティは減速も非常に重要なポイントです。切り返しをするためには、減速を素早くして進みたい方向を変えて走り出す事が重要です。
この加速と減速にはストライド(=人間が1歩踏み出すときの歩幅)を調整する必要があります。基本的に、加速するためにはストライドを大きく、減速するためにはストライドを小さくできるように調整します。
速く走り出すには、身体が前に倒れていること。止まるためには、上半身を安定させて起こす事が大切です。アジリティにおいては一つ一つの動作が0.1秒を削る動きとなります!
真っ直ぐ走る全力疾走の速さです!単純に速いことももちろんアジリティに関わってきます。
最後にご紹介するのは、速く動くための筋肉の特性です。こちらを上手く利用、向上させることでより速く動けるようになります!
地面をどれだけ強い力で押せるか?が重要となります。どれだけテクニックがあっても、地面を押す方向が前に向いていても力がなければ進みません。地面を押す根本となる筋力が重要となります。
この数値が高いことで、アジリティだけでなくボールを蹴るや投げる、打つにも良い影響を与えます!
筋力と一緒にされがちですが、少し違います。パワーとは…単位時間あたりの仕事量
1秒という時間にどれだけ仕事をこなせたかが重要となります。今回の仕事とは、進んだ距離などを指します。
1秒で50cm進めた人と100cm進めた人では100cm進めた人の方がパワーがあります。
パワーを向上させることでストライドにも影響を及ぼします!
短時間の爆発的なパワー発揮ができているかという能力で素早く切り返す、一瞬で加速するなどに特に重要です。
地面と足との短い接地時間でなるべく高いパワーを地面に伝える事ができることで、進む距離をより伸ばす事が可能になります!
一つ一つの動きや、体力要素を細かくすることで、なぜこの選手は…この子は…もっと速くするには…が客観的に見えてきます。
また、測定を行うことでそれぞれが数値化されてより速くなるために必要な事が見えてきます!
この小さな積み重ねがやがて大きな結果につながります!