はじめまして!ないとうコーチです!
パフォーマンスアップチームリザルトは…
『将来のトップアスリートを育成する』
を目標に、浜松市を中心に子どもの基礎体力
( アジリティ / 筋力 / 瞬発力 / ジャンプ力 / 体幹 / 足を速く )を向上させる活動を行っています!
ご依頼に応じて、出張トレーニングなども行っております!
ブログをご覧いただきありがとうございます!
保護者の多くの方よりいただくご質問で…親の運動神経が良くないのですが、子どもに遺伝しますか?
上記のご質問は非常に多くいただきます。今回はコチラについてのブログを書いていきます!
運動神経とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称の事を言います。
俗に言われる運動神経のあるないというのは、スポーツ科学的には「自分のイメージ通りに体を動かせること」を言います。
【問題】次のうち遺伝の影響がもっとも多いのは?
A,50m走タイム
B,ボウリングスコア
C,遠投距離
正解は…A,50m走タイム です。
次では、どんなことが遺伝しやすいのかを見ていきます。
スポーツに必要な体力要素は、筋力・体型や身体運動のスキルなど様々です。その中でも遺伝子的影響が大きいのはなんでしょうか?
Komiら(1977)は、双子を対象に身体の様々な特徴を調査した。一卵性双生児において最も類似性が高い、すなわち遺伝の影響が強うのは、筋線維組成(速筋繊維と遅筋線維の比率)であったと報告があります。
一方身体の動かし方やその成果は、形態的(体型など)な要素と比べて遺伝的な影響が小さく、逆に後天的な影響が大きいと考えられています。
足の速さなどは遺伝しやすいが、それと比べるとスポーツの上手さは、努力によっておおいに改善の余地があると言われています。
運動神経が良くなる(自分の思った通りの動きができる)速く走れるようになるためには…
運動スキルや筋力の出力を向上させるトレーニングが重要となります。では、その運動スキルなどを獲得するのに適した時期はいつでしょう?
身体運動スキルの獲得は、運動の種類にもよるものの、一般的には脳神経系の機能発達が著しいと言われる思春期以前において積極的に行われるべきだと考えられています。
中学に入る前の時期にこそ、いろいろな体験や運動スキルに触れるなど何度も反復行うことが大切です。
もし、お子さんが本気でスポーツに向き合って頑張ろうとしているのであれば、1日でも早く新しい経験やトレーニングを継続的にやらせてあげることをオススメいたします。
一朝一夕にスポーツのレベルは上がりません。コツコツと速い段階から考えて取り組む事を継続することが結果への一番の近道です。
時間は作るもの、作っていただいた時間で最高の結果につながるトレーニングを提供させていただきます!
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参考資料
バイオメカニクスで読み解くスポーツ動作の科学(2010,4,30)